2020年4月20日
ブログ宇佐
始まった、と思っていた学校もまたまた休校となりました。でも、こればかりは仕方がないですよね。しかも、いよいよ身近に迫ってきたコロナウィルス。
そこで、チャイルドハート宇佐では感染拡大防止も療育の一貫、と捉え、毎朝、問診を行うことにしました。
これはチャイルドハート宇佐のオリジナルの問診票です。
来所してまず、子どもたちは靴を履いたまま玄関で検温を行います。一人目の指導員が検温を行い子どもたちに自分の体温を伝えます。次に違う指導員が問診を行います。そこで子どもたちは上の問診票の質問に答えます。
この問診の目的の一つは、もちろんコロナウィルスを持ち込まないこと、感染拡大の防止です。感染予防として、お迎えにうかがった際、保護者の方々に子どもさんたちの体調についてお聞きし、発熱の有無を確認しています。そして、マスクをしてもらい車に乗ってもらいます。そうして到着後、事業所に上がる前に問診がスタートします。ちなみに、送迎車は事業所に到着したらドアを全開され、アルコール消毒のスプレーを撒かれます。
そして、問診の目的の二つ目は、質問に適切な返答を行うことです。言葉でのコミュニケーションを取る練習にもなります。「○○ですか？」と聞かれた時の返事は「○○です。」となります。「○○！！」と単語だけ答えてしまうお友だちには「です。」をつけることを知らせています。将来、病院に行ったときや、タクシーに乗るとき等、きちんとした言葉で返答が出来るようになってほしいと思っています。
目的三つ目は自分の体のことを知ることです。自分の体調管理が出来ることも自立の一つだと考えています。自分の体のことをしっかり把握し、言葉で自分の体調を説明できるようになることはとても大切なことです。
これらの目的を持って問診を行った後は靴を脱ぎ、手洗いうがい、といつもの流れになります。感染した人を憎むのではなく、コロナウィルスを憎む。感染拡大をみんなで防ぐことが今、私たちが目指していかないといけないことで、『今できることは何か』を常に念頭に置き、動いていきたいと思っています。
最後にチャイルドハート宇佐の新しい看板をご紹介します。
「宇佐市」の宇佐、ってローマ字で書くと「USA」となります。トランプ大統領が就任した時に少し話題になったんですよ(笑)
ちょっとカッコつけてみました(#^.^#)
よかったらぜひこの看板を見に来てやってください。
これからの不安は誰にもあると思います。私たちも同じ気持ちです。でも、子どもたちに未来がある限り、子どもたちが住みやすい世の中になるようにこれからも変わらず支援していきたいと思います。
みなさま、体調には十分気をつけてくださいね。