2021年10月21日
ブログ青崎
発達はうまれつき順序が決まっています。原始反射は、それぞれの動きの練習です。
そのあとに複雑な動きの一部へ移行していきます(*^▽^*)
なので、原始反射が進行せず、移行しない場合、子どもは学習や日常生活がしにくくなるといった影響が残るかも知れません。
発達支援の根本は原始反射の統合にあるんですよ(*’▽’)ノ
一つ一つの反射を見落とさず、着実に埋めてあげることで次の発達(できること)に繋がっていきます。
今日はその中でもTLR(緊張性迷路反射)についてブログを書きます♪
この反射は簡単にお伝えすると《首がコントロールできていない反射》の事です。
・縮こまった姿勢、(頭を支える必要があります)
・体を支えるためにいつも何かに寄りかかる
・バランス感覚に乏しい
・車酔いになる傾向
・弱い筋緊張
・視覚的知覚の困難(遠距離調節が難しい)
・つま先歩きをする傾向
・発語の遅れ
・整理整頓が苦手
などが特徴です。
この反射を発達させていくために重要なことは
《腰を育てる事》です。
一見関係ないように感じられる腰、という部位ですが
腰が整うこと気力が強まり、できることが増えてくるんですよ♪
発達支援では一つでも二つでも前の発達状態に戻ってフォローする事が大切です。
腰がしっかりと育っていない子どもが増えているのは
便利な世の中(環境)に課題があります。
近年ゲームやテレビでの遊びも増え、長時間座った体勢である遊びが増えていますよね。
外で身体を動かす事で腰の動きも可動域がどんどん広がります。
また、このような乳児期に大活躍しているイスにも課題が多くあります。
とても便利ですよね。
便利である反面、自由に動けないほどに
がっちりと固定されてしまい、自分の力で座る力が弱くなってしまいます。
背骨や筋力の発達が十分になされず、将来座る事に自体に困難さが出てきてしまうこともあるんですよ。
でも大丈夫です!どんな環境で育っても脳と身体は何歳からでも発達します!
興味のある事で遊びに誘い、体を沢山動かして足腰を鍛えることで
できる事もどんどん増えていきますよ。
TLR(緊張性迷路反射)
を整えていくヒントは腰にあるんですね♪
今日もたくさん遊んできます(*’▽’)